革の宝石と称される、コードバンのロングウィングチップ
オールデンは、1884 年に創業したアメリカの靴メーカーです。
無骨で男らしい、アメリカン・トラディショナルなコレクションが魅力で、常に人気のブランドです。
オールデンのなかでも特に有名なのが、コードバンを使った靴です。コードバンは、馬の臀部からしか取れない革で、牛革や豚革では味わえないうねるようなシワと独特の艶が特徴です。その希少性と光沢から、「革の宝石」と称されるほど。
この記事で紹介しているのは、コードバンのなかでもさらに希少な「ウィスキー」色のコードバンが使用されています。飴色の艶が、なんとも言えない格別な高級感を放っています。
ウィスキーカラーは色が薄く、少しでも傷があると製品にならないそうです。そのため、10,000 頭に 1 頭の馬からしかウィスキーコードバンはできないと言われています(傷があった場合は、濃い色に塗り替えられています)。
デザインは、ロングヴァンプのウィングチップ(フルブローグ)。ソールはダブルレザーソールで厚みがあり、ストームウェルト風の仕上げで重厚感がある見た目です。
この靴のサイズ感
この靴は 97891 というモデルで、バリーラスト(Barrie Last)が採用されています。
下記は、私が普段着用している靴のサイズ表です。
単位 | サイズ |
---|---|
cm | 25.5 〜 26.0 |
UK | 7E |
US | 7.5D 〜 8D |
EUR | 40.5 〜 41 |
この靴の着用サイズは、7.5 D です。バリーラストは他のメーカーの靴よりも大きめに作られており、普段着用している US サイズからハーフサイズ下げると、ちょうど良いサイズ感です。