【簡単 5 分】革靴の内側を手入れして革靴を気持ちよく履く!

革靴の目に見えている外側を手入れする人はたくさんいます。

きれいに磨かれてキラキラしていると、かっこいいですよね!

しかし、目に見えていない内側を手入れしている人は少ないのではないでしょうか?

知らないうちにゴミが溜まっているかもしれないので、たまには内側も綺麗にしてみましょう!

5 分でササッと掃除するだけで、いつもより気持ちよく履けるはずです。

この記事では、革靴の内側を綺麗に掃除する方法を紹介します。

革靴の内側を手入れしていないと起きる問題

革靴の内側を手入れしないと、以下 2 つの問題が発生します。

  • 嫌な臭いがつく
  • カビが生える

脱いだときにムワッとするあの悪臭や、パッと靴の中を見たときにある緑っぽいカビ……

これらの問題の原因は、靴の内側に溜まったゴミ(足の皮脂や靴下の繊維など)の塊かもしれません。

何ヶ月、何年と履き続けると、小さなゴミが積もりに積もって大きなゴミの塊となり、内側のつま先あたりに溜まっていきます。

この溜まったゴミの塊が、雑菌やカビの栄養となってしまい、臭いやカビ発生の原因となってしまうのです。

やっかいなのは、内側の奥の方に溜まっているので、パッと見ではゴミが溜まっているかどうか分からないことです。

目に見えないので手入れを怠ってしまいがちですが、定期的にゴミの塊を取ってこれらの問題が起きるのを防がなくてはいけません。

ちなみに、すでに嫌な臭いがついていたりカビが生えていたりしても、今回紹介する方法で手入れすることである程度解消することができます。

手入れに用意するもの

それでは、革靴の内側を綺麗にするのに用意するものを紹介します。

外側を手入れするときとは、ちょっと違った道具を使います。

歯ブラシ

まず用意するのは、歯ブラシです。

ブラシの部分を使ってホコリをかき出します。

また、柄の部分にアルコール除菌シートを巻きつけて拭くのにも使います。

アルコール除菌シート

次に用意するのは、アルコール除菌シートです。

アルコール除菌シートで内側を拭いて、雑菌やカビ菌を取り除きます。

輪ゴム

輪ゴムは、アルコール除菌シートを歯ブラシの柄に留めるのに使用します。

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除菌スプレー(場合によって)

「もうすでに嫌な臭いがついている」「カビが生えてしまっている」という場合は、除菌スプレーも用意しましょう。

アルコール除菌シートと併用することで、効果的に臭いやカビを取り除くことができます。

臭いが気になるなら、モゥブレィのシューフレッシューナーという商品がおすすめです。

除菌と消臭効果があるスプレーです。

香りの種類が選べます!

カビが気になるなら、モゥブレイのモールドクリーナーという商品がおすすめです。

除菌力が高い有機ヨードが主成分で、カビの細胞膜を壊して除菌するスプレーです。

除菌や防カビ効果が高いですが、消臭効果はあまりありません。

以上が用意するものです。

手入れの手順

靴の内側の手入れは、溜まったゴミ(足の皮脂や靴下の繊維など)を取り除くのが目的です。

したがって、基本的にはインソール(足の裏が当たる部分)をきれいにしていく作業になります。

5 分もあればできる簡単な手入れなので、お出かけ前にササッと綺麗にしちゃいましょう!

除菌スプレーを使う場合は乾燥する時間が必要なので、出かける 30 分前くらいにすると良いでしょう。

手順 1. 靴ひもを外す

まず、靴紐が邪魔になるので外しておきます。

手順 2. 歯ブラシでゴミをかき出す

歯ブラシを靴に突っ込んでゴミをかき出します。

奥の方まで突っ込んで、つま先の方からヒールの方にゴミをまとめていくようなイメージです。

手順 3. アルコール除菌シートで拭く

輪ゴムを使って、歯ブラシの持ち手の部分にアルコール除菌シートを巻きつけます。

歯ブラシでゴミをかき出したときと同じように、前から後ろにかけて拭いていきます。

これで、臭いやカビの原因となるゴミを取り除くことができました!

これだけでも、次回は気持ちよく履けるはずです。

手順 4. 除菌スプレーを吹く

すでに臭いやカビが発生している、または予防したい場合は、除菌スプレーを吹きましょう。

使い方は簡単で、靴の中にスプレーを 2, 3 回プシュッと吹くだけです。

靴の先端の方までしっかりとスプレーが行き渡るよう、履き口をなるべく広げ、靴を縦にして上からスプレーするのがコツです。

スプレーを吹いたあとは、30 分ほどそのままにして完全に乾くまで待ちましょう。

これで、内側の手入れは完了です。

次に履くときは、スッキリとした気分で気持ちよく履くことができます!

除菌スプレーでも臭いが取れない場合は?

除菌スプレーを使っても臭いが取れない場合は、水洗いをするかクリーニングに出す必要があります。

臭いの取り方については下の記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。

革靴の臭いの取り方と臭いをつけないための対策

手入れの頻度

革靴の内側の手入れは、半年や 1 年で十分です。

靴の中のゴミは、何ヶ月、何年とかけて少しずつ溜まっていくので、履くたびに手入れする必要はありません。

衣替えなど季節の変わり目にするのがいいかもしれませんね。

臭いやカビが気になる方は、気が付いたタイミングでするといいでしょう。

おわりに

ここまで読んで頂きありがとうございました。

革靴の手入れが好きな方でも、内側まではなかなか気が回らないものです。

これを機に、綺麗に掃除してみてはいかがでしょうか?

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